一般社団法人ソリダリダード・ジャパンは、2025年12月16日14時〜16時15分に、無料セミナー「リジェネラティブ農業2025」をオンライン150名・対面12名のハイブリッド形式で開催します。コーヒー、コットン、パーム油など日本企業のサプライチェーンで重要性が高い作物を対象に、最新の実践事例と制度・評価フレームの動向を共有します。
登壇するのは、レインフォレスト・アライアンス、WWFジャパン、コントロールユニオン、ソリダリダードの4団体です。TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)やScope3排出量といったESG・サステナビリティの国際的議論が、気候変動から自然資本や土地利用、水へと広がる中、土壌や生態系を再生しながら生産性を高める「リジェネラティブ農業」が企業の責任ある調達の鍵として注目されています。
セミナーでは、主要コモディティ全体像の整理に加え、コーヒーを通じた認証制度の新基準、コットン分野での土壌・流域保全の実践、アパレル分野におけるRegenagri認証と企業連携プロセスなど、具体的な手法が紹介されます。対象はESG・調達・CSR担当者やTNFD、Scope3対応を検討する実務者などで、日英同時通訳付きです。
今後、自然関連情報開示やEU規制強化が進む中、日本企業にとってリジェネラティブ農業は、調達方針と現場支援を結びつける実務的な選択肢となる可能性があります。本セミナーが、認証の活用だけでなく認証に依存しないアプローチを含む多様な移行戦略を検討する契機となるかが注目されます。
【イベント情報】
イベント名:リジェネラティブ農業2025 気候・生物多様性・土壌をめぐる農業と認証制度のこれから
開催日時:2025年12月16日(火)14:00〜16:15
会場:JICA地球ひろば セミナールーム601/602(東京都新宿区)+オンライン
参加費:無料(対面先着12名・オンライン150名、事前登録制)
主催団体HP:https://www.solidaridadnetwork.or.jp/
source: PR TIMES
